クレィドゥ・ザ・スカイ

クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky

クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky

即効で読み終わり。すんばらしい。気持ちいい。
もうストーリィとかどうでもよくてひたすら雰囲気に浸る。浸るために表紙のデザインが大変貢献していると感じた。本一冊で芸術作品なんじゃないでしょうか。
森博嗣は、芸術は個人のエゴを固めたものだといっていて傲慢だよねとどっかで書いてあった気がするけど、
私の芸術の定義は、より客観的な作品のことです。個人の思いをのせるのではなくひたすら作品は客観的なものになるけど、その方向性のみに個人が反映されるもの。でもまあその客観的という考えは人間が勝手に考えるもので、主観的に客観を考えるので、真の客観はなんなのというのはある。
20世紀の数学が目指したのは真の客観であり、それが達成されたためコンピュータが発展できたのでしょう。だから数学は美しいと感じるのだー。


そいでこの本は、より客観的に書かれ、作られているので芸術的に感じると。